厚生労働省が公表したキャリアコンサルタント登録制度の実施状況によると、制度創設初年度となる2016年度にキャリアコンサルタントとして登録された人は、2万5518人となったことが明らかになった。キャリアコンサルタントとは、労働者などの職業の選択、職業生活設計、職業能力の開発・向上に関する相談に応じ、助言や指導を行うキャリアコンサルティングの専門家で、2016年4月1日から国家資格となった。

 これに伴い創設されたキャリアコンサルタント登録制度は、キャリアコンサルタントの資質の確保や計画的な養成を目的に、(1)キャリアコンサルタント試験の受験資格となる養成講習、(2) 登録試験機関が行うキャリアコンサルタント試験、(3)試験に合格した人のキャリアコンサルタント名簿への登録、(4)登録を更新するための大臣指定の更新講習の受講などから構成されている。

 2917年3月末時点のキャリアコンサルタント登録者数は約2万6千人だが、登録者数には、(1) キャリアコンサルタント試験合格による登録者2773人のほか、(2)技能検定合格(技能検定キャリアコンサルティング職種の学科試験及び実技試験に合格した人)・経過措置による登録者2万2745人がある。ちなみに、2016年度に実施した第1回〜3回の学科試験合格者は4574人、実技試験合格者は4540人となっている。

 また、上記の経過措置については、厚労大臣が指定する試験(2016年3月までに実施されていた「キャリア・コンサルタント能力評価試験」)に合格した人、又はこれと同等以上の能力があると認められた人は、2021年3月末日までの経過措置で、キャリアコンサルタント名簿に登録することでキャリアコンサルタントとなることができるものとされている。

 この件は↓
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000175180.html