8月は暑さによる熱中症での救急搬送件数が最も多くなる時期でもあるので、熱中症にならないよう、日頃からこまめな水分補給を心がけている人も多いと思われる。そこで、総務省統計局は、家計調査(二人以上の世帯)の結果から、飲料のうち「飲み物」購入をみてみた。ここでは、飲料のうち茶葉やコーヒー豆などを除いた、ペットボトル等に入ったお茶やコーヒー飲料、ジュースなどの合計をいい、また、牛乳や酒類も除いている。

 それによると、飲み物の1世帯当たりの月別購入金額(2016年)をみると、8月が4540円と最も多く、年間平均3369円の1.3倍となっている。一方、最も少ない月は1月(2618円)となっており、年間平均の約8割となっている。また、1世帯当たりの飲み物の年間購入金額の推移をみると、2006年から2016年までの10年間で、3万4036円から4万423円へと1.2倍に増加している。

 飲み物の内訳のうち、年間購入金額の多い果実・野菜ジュース、茶飲料(ペットボトル等に入って売られている緑茶、麦茶など)及び炭酸飲料についてみると、「果実・野菜ジュース」(06年9258円→16年7918円)は減少する傾向にあるが、「茶飲料」(同5271円→6632円)と「炭酸飲料」(同2352円→4962円)は増加傾向にある。特に炭酸飲料は10年間で2倍以上となっており、これはビール風ノンアコール飲料の普及が一因とみられている。

 最後に、飲み物に含まれる品目について都道府県庁所在市別の年間購入金額をみると、「果実・野菜ジュース」はりんごの生産が多い「青森市」が1万969円で最多。また、「ミネラルウォーター」は「那覇市」が5047円(全国平均3082円)で最も多くなっている。沖縄はサンゴが多いことで石灰岩の地層からなる部分もあって、水道水は硬度が高く飲みにくいことが影響しているのではないかとも言われている。

 この件は↓
http://www.stat.go.jp/data/kakei/tsushin/pdf/29_8.pdf