インテリジェンスが運営する転職サービス「DODA(デューダ)」が、22〜59歳のビジネスパーソンを対象に実施した「転職人気企業ランキング調査2017」結果(有効回答数5031人)によると、2017年の転職人気企業ランキングは、1位「トヨタ自動車」、2位「グーグル」となり、3位の「ソニー」に大きく差をつける結果となった。以下、「全日本空輸(ANA)」、「パナソニック」、「楽天」、「日本航空(JAL)」と続いた。

 ランキング1位となった「トヨタ自動車」は、2016年10月にインターブランドが発表した「世界ブランドランキング」でアジアブランド初の5位にランクイン、さらに2017年2月の「グローバル日本ブランドランキング」では9年連続1位にランクインするなど、日本発のグローバル企業として圧倒的な認知度を誇っている。投票者からは「日本を代表する企業で働きたい」、「世界のトヨタで働きたい」とのコメントが目立った。

 また、上位には、「グーグル」(2位)、「楽天」(6位)、「Apple Japan」(8位)、「ヤフー」(11位)、「アマゾン ジャパン」(16位)、「ソフトバンク」(19位)、「日本マイクロソフト」(20位)など、大手IT企業が並んだ。今、これらの企業が、推進を図っているのが「働き方改革」。昨年10月に本社移転した「ヤフー」は、自転車通勤や新幹線通勤を解禁し、「週休3日制」の実現に向けて意欲的なことでも大きな話題となった。

 「ソフトバンク」はコアタイムを撤廃し、より柔軟に勤務時間を調整できる「スーパーフレックスタイム制」や「プレミアムフライデー」など新しい人事制度の導入を発表。「日本マイクロソフト」は、最新のクラウドとデバイスを活用した働き方改革に取り組んでいる。このように、多様化する「働き方」に対応する制度や仕組みの導入を進める企業が多いことも、IT・Webサービス系企業が人気を集めた一因とみられている。

 大浦征也DODA編集長は、「今回のランキングは、昨年同様『働き方』への注目度が大きく反映された結果となった。政府が掲げる『働き方改革』の影響もあり、働く時間や環境、場所への関心の高まりがうかがえる。ワーク・ライフ・バランスの実現に向けた企業の取組みや姿勢が評価されている昨今、働き方への取組みが進んでいる企業への人気が高まっていると言える」とコメントしている。

 同ランキング調査結果は↓
http://www.inte.co.jp/library/survey/data/20170605_01.pdf