三井アセットマネジメントが発表したマーケットレポートでは、日本の「季節予報」は暑い夏を予想、としている。気象庁は、1ヵ月間、3ヵ月間といった期間を対象として大まかな天候を予測し、「季節予報」として発表している。「季節予報」には、気象庁本庁が発表する全国を対象とした「全般季節予報」と、各地方を対象とし、全国を11に分けた予報区ごとに、それぞれを担当する気象官署が発表する「地方季節予報」がある。

 「季節予報」には、 1ヵ月、3ヵ月、暖候期や寒候期は6ヵ月先の予報があり、予報期間や発表日が異なる。4種類の予報はそれぞれ定期的に発表される。「季節予報」では、1ヵ月や3ヵ月間の天候(気温や降水量)を平年と比べて、「低い(少ない)」、「平年並み」、「高い(多い)」の3つの階級で示す。1981年から2010年までの30年間の値のうち、11番目から20番目までを「平年並み」として、上下で3つに分ける。

 5月24日に発表された3ヵ月予報(6月から8月の天候見通し)によれば、全国的に暖かい空気に覆われやすく、盛夏時には太平洋高気圧が張り出しやすいため、気温は全国的に高い見込み。月別では、8月の気温が高い見込み。一方、降水量は西日本太平洋側では、梅雨の時期は梅雨前線に向かって南から湿った空気が流れやすく、平年並みか多い見込み。その他の地域は、ほぼ平年並みと予想されている。

 マーケットレポートは、今後の展開として、暑い夏は、回復基調の消費に追い風と予測。4月の「全国百貨店売上高」は、前年同月比+0.7%(店舗数調整後)と14ヵ月ぶりに増加に転じた。輸入時計を中心に美術・宝飾・貴金属といった高額商品が増加となった。個人消費は良好な雇用環境や株高による資産効果を背景に底堅く推移。「季節予報」の通り、今年の夏の気温が全国的に高くなれば、消費の追い風となるとみている。

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